「おみくじ」とは、神社、仏閣で、吉凶を占うための「くじ」である。
古代では、国の重要事項等を決定する際に、神の意志を占うために、くじ引きをすることがあり、これが現在のおみくじの起源とされている。
ところで、大吉はもちろん一番良いとわかりますが、小吉と末吉はどっちの方が良いのか?
けっこう知られていないようです。
おみくじを良い順に並べると…
大吉 > 吉 > 中吉 > 小吉 > 末吉 > 凶
大吉>吉>中吉>小吉>半吉>末吉>末小吉>平>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
というのが、一般的ですが、、、
大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 末吉 > 凶
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>平>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
となる所もある。
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それぞれの神社やお寺、また地方によっても、吉凶の数、種類、順番が異なります。
凶や大凶が入っていない所や、「平」がある所などがある。
「平」とは、順番からみても、吉凶の真中に位置している。
すなわち、吉凶どちらでもなく、波風立たない、平穏、平凡という意味。
それにしても、吉がいっきに2ランクもダウンするとは…
吉を引いた場合、どちらを信じるか悩むところですねー。
でもおみくじは占いのひとつ。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」
吉と出ようが凶と出ようが気にすることはないという意味。
大吉を引いたから、今年は何もしなくても幸せに過ごせるというわけではなく、また凶を引いたから、お先真っ暗になるわけでもない。
おみくじの内容を良く読んで、良いも悪いも、自分自身をあらためるというもの。
良いおみくじは、持ち帰り、悪いおみくじは、凶をとどめ、持ち帰らないという意味で、境内の木の枝に結んで帰るともいわれますが…
それを教訓に日々暮らすようにと、吉凶にかかわらず持ち帰るといういわれもあります。
私は今まで何度か、凶を引いた事がありますが、振り返ってみて、そんなに最悪な年でもなかったように思います。
おみくじというのは、一つの指針であって、すべては自分の行いしだいという事です。
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