人魚姫

『人魚姫』本当の結末!

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ディズニー映画『リトル・マーメイド』
人間の世界に憧れている人魚姫「アリエル」

ある日、海で遭難した人間の王子「エリック」を助ける。
人魚の姿を見られてはいけないとすぐに隠れるが、エリックに恋をする。

エリックを想うあまり、 美しい声と引き換えに、海の魔女「アースラー」に魔法で人間にしてもらう。
「3日以内にエリックとキスをかわす事ができなければアースラーの奴隷になる」 という契約で。
慣れない足で陸にあがり、エリックに会えたものの、口のきけないアリエルは、 自分がエリックを救ったと言えず、想いを告げることもできない。

そのうえエリックは、アースラーが化けた娘を命の恩人と思い込まされ心を奪われる。

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3日が過ぎアリエルは契約どおりアースラーの奴隷になろうとしていた。
それを知ったアリエルの父、海の王様「トリトン」は、 わが身を犠牲にアリエルを助ける。
これこそがアースラーの真の目的、 アリエルを利用し、トリトンを倒し海の国をわがものにする。

しかし魔法の溶けたエリックによって、アースラーは倒される。
トリトンは二人の仲を認め、アリエルは人間になりエリックと結ばれる。

というハッピーエンドのお話。

でも原作のアンデルセン童話『人魚姫』は違います!

人魚姫は王子に会うため、魔女に人間になる薬をもらう。
その薬は、自分の尻尾を人間の足に変える、 しかも、王子がもし他の娘と結婚すれば、自分は海の泡になってしまうという。

薬を飲んで人間になった姫は、歩くたびにナイフで刺されるような痛みがはしる。
しかし王子のそばにいたいために、その激痛をガマンしていた。

そんな事も知らない王子は、 遭難し人魚姫に助けられ、意識を取り戻した時に、 たまたま通りかかりやさしく介抱してくれた娘を、 命の恩人と思い込み、結婚を決める。

悲しみに暮れる姫に、姉たちが人魚姫に短剣を差し出し、 「王子の心臓を刺し、その血を足に塗ると人魚に戻ることができる」と告げる。

しかし姫は、愛する王子を殺すことができず、死を選び、 海に身を投げ、泡となって消えていく。

というとても悲しいお話です。  

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